魂のアクビ

健康・映画・ライフハック

ただの男が金を稼ぎまくる映画/ウルフ・オブ・ウォールストリート

 

 

「ウルフオブウォールストリート」の画像検索結果

これは面白かった!!バブル世代もさとり世代も1度はみるべき!

特に金持ちの家に生まれたわけでもないジョーダン・ベルフォードという実在の人物が28歳ぐらいの若さで己の才覚だけで50億円を稼いだエピソードを実写化した映画です。

 

自分もこんな金持ちになりたいぜ!と思う人は絶対にみるべきです。

ぼんやりと羨ましいなぁと思う人も面白いから見たほうが良いです。

お金だけじゃありません。オンナ、クスリ、浪費、お金で快楽という快楽を満たしまくる狡猾なケモノとしての人間が描かれています。

 

ロスチャイルド証券というおそらくその財閥の資本であろう証券会社に入社した普通の青年ジョーダンが、お金の飛び交う業界に初めは戸惑いつつも次第に染まって生きます。

外から見るとエリートの集まりに見えるこの大企業も、社内では「馬鹿・アホ・クズ」など罵詈雑言が飛び交い、ジョーダンもその洗礼を受けます。

しかし取締役のハンナに気に入られ、2人きりでのランチでセールスの極意や証券マンとしての仕事観を植えつけられるのですが…

「ウルフオブウォールストリート ハンナ」の画像検索結果

この人物も最初はまともな優しそうな印象なのですが、話を良く聞くと狂っています。

「1日2回は自慰行為をしろ!この仕事は数字に追われ、脳が酸化して精神が破綻する。」

「(ウエイターに)テキーラを2杯(1人で飲む)、その7分半後にもう2杯くれ」

勤務中のランチタイムでも鼻からドラッグを吸引しまくります。

 

そして最も印象的だったのはゴリラのように自分の胸を叩き、それが独特のリズムのビートで、ジョーダンにも真似させまるで何かのセッションようです。

巨額の金を扱うストレスと酒と薬で自律神経がおかしくなってしまった人の変な挙動なのですが、のちのち大金持ちになるジョーダンも同じことを大衆の前でするのです。

 

 

私生活でも貧乏を支えてくれる奥さんはいたのですが、金を持ったとたんプレイガールのようなモデルの女と再婚します。

しかしそれでは飽き足らず買春や浮気相手とのキメセク、果てはSMのM男役など倫理も貞操もへったくれもなく、その筋の快楽にもどっぷりです。

 

そして栄光の光の部分では、彼は口が異常に上手く、証券マンとして頭角をすぐに表し、やがて自分の証券会社を興します。社員もみるみる増え業績もグングン上昇し、会社の代表としてカリスマ性を如何なく発揮します。社員の士気を鼓舞するスピーチをするのですが、これがディカプリオの怪演が見事にマッチしていてとんでもない説得力があるのです。

 

しかし栄光の裏側・影の部分では眠剤やドラッグの過剰摂取で適応障害になるくらいボロボロとなってしまい、昼の顔と夜の顔は全くの別。

この映画の主人公はマネーゲームという虚業で身を立てているが。精神を犠牲にしてバランスをギリギリ保っている。

 

幸福感はお金だけで満たされるものではありませんが、お金がないと幸福感を感じにくい現代において、自分にとって価値のあるものはなんなのか。

時間や家族、やはりお金なのか。娯楽作品としてべらぼうに面白いのですが、自分にとって幸せってなんだろうと考えさせてくれる傑作でした。

冒頭から下品な映像が続く内容ですが、最後まで見て損はない作品です。