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【受験】受験生のみなさんへ 国立と私立へ2度大学へ通った感想

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受験生の皆さん、センター試験ご苦労様でした。

結果によっては第一志望へ近づいたり、残念ながら志望校を受かるか不安になっている人も全国に大勢居るでしょう。

 

僕は恥ずかしながら大学に2回行き、現在も大学生として課題に負われている最中ですが、国立・私立どちらも通ったことがあるので色々参考になればと思い、両者の違いを自分なりの所感で記事にしたいと思います。

 

 

国立大学と私立大学の違い、これは僕の経た学歴による偏見が多分に含まれているだろう。

10代の頃に東京の私立に通い、現在地方の国立(ネットスラングで言う駅弁)に通っているが、都市レベルによる差もあるだろう。

都内近郊の国立のことは知らない。だから東大や一橋大学辺りだともう少し毛色が違うのかもしれない。

 

目次

  1. 国立大学の学務課はシステムが洗練されていない
  2. 国立は立地が悪くとも自力で行くしかない
  3. 国立は生協などの学生支援が貧弱
  4. 結論:国立大学は誰のもの?

 

 

1.国立大学の学務課はシステムが洗練されていない

 

今通っている国立大学で色々な手続きを行うと、物凄く不便さを感じることが多い。

授業の履修はウェブで大学設けるシステムにログインして登録するのだが、これがとても分かり辛い。

ポチポチと必修授業を時間割の通りに一つづつ登録していくのだが、特別な入力方法をしないと選ぼうにも出てこない授業がある。

特に我々のコースは国家試験やら厚労省の方針でカリキュラムの指定があって、9分9厘みんな同じ授業を取らざるを得ないんだから、ボタン一つでシュパッとできて、再履や教職のように追加する必要のあるものだけイレギュラーで調整するようにすれば便利なのだが…。

 

私大の方こそまだネットがここまで一般的になる前で、授業の履修は履修申請書のような書類の提出だったが、つつがなく済んだ。

 

また連絡事項はメールで一斉送信で来るのだが、来るのは留学とかセミナーや変質者が出没の注意喚起などあまり一部の人にしか関係の無い内容が多く、肝心の休講情報や祝祭日の授業の有無など実用的な情報が来くることがほとんどない。

また授業の予習や準備などの事前通達を学生に「ラインなどで連絡を取り合ってね」というような感じだ(それは貴方がたの仕事では…)

 

まあ書き出せばキリが無いが、質問に行ってもたらい回しにされることなど、もう少しシステムとして洗練されるべきだと思う。

 

 2.国立は立地が悪くとも自力で行くしかない

僕の通う大学は医療系学部があり、そこだけ全く違う所にキャンパスがあるのだが、これがまた結構な峻険な山の上にあるんですね。まさに地獄坂。

一応市バスを使うことも可能だが、そこに来るまでに電車などを利用している者も多く、市バスまで定期券を作るのは金銭的に厳しい。

また車通勤が出来るリッチな学生もいるが、駐車場は限られているため、年間の駐車場契約の抽選(結構な倍率)に漏れると、それは叶わなくなる。

私立ならシャトルバスなどを定期的に走らせているんでしょうけど、そういうものはない。

そして、やっとの思いで山の頂上に来たとき、恐ろしいことにこれはまだ序章に過ぎないのだ。

そこから広大なキャンパスの中央まで20分ほど歩き、講義室の有る部屋まで階段を重たい教科書をからいながら5~6階まで階段で昇らないといけないのだ。

まあ医療系ということで運動不足の解消にはなっているが、猛暑日や雨の日などは滅法辛い。

ちなみに前の私立大学はエスカレーターが付いていて楽だった。まあさすがにこの国立の階数にエスカレーターは過剰だが、男子学生が乗るのを憚られるぐらいのちんまいエレベーターだけでは、昼食を買いに行くのも一苦労である。

 

 3.国立は生協などの学生支援が貧弱

 まず学食がとんでもなく狭い。利用しようと思ったことはほとんどない。時間をずらせば利用できるんだろうけど、空きコマがないため、僕が食堂を使うことは今後もほぼないと思われる。

大学病院が併設されていて、来院する方々のお食事どころにもなるので、もう少し座席を確保するべきであると思う。ちなみにこのキャンパスの周囲にはコンビニが数軒あるぐらいで、陸の孤島の様相を呈している。

さらに教科書購入も生協を通じて行うのだが、あらかじめ教科書は生協で買うことが義務付けられている。それが江戸時代の農民の五人組制度のよう班を設けて購入するので、一人だけ抜け駆けしてネットで買ったり、先輩から貰ったりなどが出来ないんです。

これがなかなかの金額で半期ごとに5万円前後かかるのだ。

田舎の安い賃金で学業と平行して得られる僅かな収入が一瞬にして無くなるのは辛い。

また教科書の引渡しのやり方も、無駄が多く5人でまとめて会計をするのだが、事情により欠席するものもいるため、売掛金として扱うため、申込書はちょっとした簿記の問題のようになっている。それを事務員さんが再度入念に計算するため、教科書の受け取りで3~40分かかることもある。

 

 4.結論:国立大学は誰のもの?

 かつての国立大学の学費は3万五千円であった。これは当時の経済事情を考慮するとフェアな比較ではないが、高度経済成長期や80年代の安定期など今より景気の良い時代から約2倍近くに上がり、大体54万円だ。学費の安い私立文系と比べるとまだ若干の差はあるが肉薄している。私立大学は生徒獲得のため学費を下げることはこの先ありえるだろう。

最初に卒業した私大はそれが当然だと思っていたが、国立はもう少し民間の大学のサービスの向上を見習わないと、学費ほどコスパとして余り良くはないなと思ってしまった。

 

 私達はよく医学部(私は非医学科)には膨大な税金がかかっている、だからそれに反故しないよう勉強しろと言われる。

国立大学の恩恵を一番享受しているのは教員を含む大学職員じゃないかと思う。

膨大な税金は人件費が問題になってるんじゃないのか

準公務員にあたる待遇で、私大トップ層の大学職員より年収は低いだろうが、世間並みの、特にこの田舎では勝ち組と呼ばれるぐらい高給取りだ。

学務課には暇そうな職員がべらぼうにいる。

もう少し将来を担う若者たちの教育を生活面からでもバックアップして欲しいと思う。

 

私怨になるが、入学するか迷った末に募集要項を貰いに行ったときの女性職員の態度には怒りを通して唖然とした。

僕「すいません、入学願書を…」

女性職員「は?」

僕「(あ、間違えた)募集要項を頂きたいんですけど」

女性職員「(無言)」

3分後に戻ってきて無言で手渡された。

女性職員「ん。(ほらよ)」

僕「…(苦笑い)」

 

対外的な窓口であり大学のイメージともなる職員がこんな態度はないだろう!

結果無事合格し通学をしているが、この出来事はその後の不便な生活を暗示していたのである。

他の国立・公立大学のことは知りませんが、僕の実体験として国立大学の運営は改善の余地が多々あり、きっとそれは体質的にも今後も長く続くのではないかと思う。